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Archie James Cavanaugh / Black And White Raven (1980年) - アルバム・レビュー

2019年02月20日
AOR名盤(1980年) 0
おすすめのアルバムをショート・レビューで紹介する「アルバム・レビュー」。今日は、Archie James Cavanaughの1980年のアルバム『Black And White Raven』の紹介です。
Archie James Cavanaugh / Black And White Raven (1980年)
Archie James Cavanaughは南アラスカ出身のミュージシャン。CDの解説によると、Cavanaughは "Tlingit" (トリンゲット)という南アラスカのインディアンの末裔であり、フロント・カヴァーに描かれている鳥は "Dee-Kee-On-Kaw-Woo" と呼ばれる、Tlingitの神話的シンボルだとか。

この『Black And White Raven』は、Archie James Cavanaughのファースト・アルバム。"黒と白のワタリガラス" という意味のタイトルは、Tlingitのシンボルの "Dee-Kee-On-Kaw-Woo" を表している。明るくポジティヴなムードに満ちた至福のサウンドを味わえるアルバムで、開放的なメロディと晴れ晴れとしたグルーヴの心地よさといったらない。最初の2曲、「Take It Easy」と「Make Me Believe」を聴けば、いやなものが消えていく。

Archie Jamesが全曲を自作しており、作詞については奥様のMelindaが半分以上を手伝っている。アレンジや演奏も洗練していて、とても自主制作盤とは思えないハイ・クオリティ。繊細で柔らかいタッチの鍵盤の音が幾重にも聴こえてくる「Stay With Me」のソロなどは、極上のメロウネスだ。

「Light Unto the World」で連呼する "ハレルヤ" も清々しい。CCMのアルバムではないけれど、生きる喜びや彼らの神への感謝の気持ちといった明るい世界観がストレートに伝わってくる。ちなみに、Cavanaughはこの時30歳で、2児のパパです。

このファースト・アルバムは、2000年に日本のヴィヴィッド・サウンドから世界初CD化され、今もCDを入手可能。2008年には28年ぶりのセカンド・アルバムの『』が、2011年にはサード・アルバムの『』が発表されている。

●収録曲
1. Take It Easy - 3:29
2. Make Me Believe - 3:46
3. Just Being Friends - 3:20
4. It's Our Love - 3:42
5. Light Unto The World - 3:46
6. Foolin' - 3:26
7. Living Without You - 3:11
8. Jail Cell Door - 3:45
9. High Rise - 2:57
10. Stay With Me - 4:45


◆プロデュース: Archie James Cavanaugh(vo, ar), Tony Bellamy(ar, g, per, bv)

◆参加ミュージシャン: Dave Perry(g, k), John Morton(g), Kenny Day(k, bv), Tag Henning(b), Pete Depoe(ds, per), Charlie Lee(ds), Michael Spiro(per), Don Smith(tp), Mark Williams(tb), Grant Reeves/Mitchell Riley(sax), Jim Pepper(sax, fl), Carrie Ernesti/Sammi Baker(bv)


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この記事を書いた人: Warm Breeze
70年代、80年代の洋楽やAORを中心に、心の栄養と生活の潤いを与えてくれる素敵な音楽を紹介します。どちらかというと埋もれている名作を紹介したいという気持ちが強いです。

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