音楽は心の糧、生活のサプリメント。洋楽を中心に極上の音楽との生活を綴ります。

スポンサーリンク

Rosieの1977年のアルバム『Last Dance』。
Rosie / Last Dance (1977年)
Rosieは、美しいファルセット唱法で知られるセッション・シンガーのDavid Lasley率いるヴォーカル・グループ。男性のLasleyに、女性シンガーのLynn PitneyとLana Marranoを加えた男女3人のグループだ。アルバムを1976年と77年に1枚ずつ残しており、本作はセカンド・アルバムにあたる。

リーダーのDavid Lasleyはミシガン州生まれ。セッション・シンガーとして様々なアーティストのアルバムに参加し、Bee GeesのBarry GibbやSmokey Robinsonを思わせる美しいファルセットで貢献している。特にJames Taylorとの仕事は長く、1979年の『Flag』以降の全てのアルバムに参加し、バック・ヴォーカルをレギュラーで務めた。

Lasleyは優秀なソングライターでもあり、Boz Scaggsの「Jojo」(80年のアルバム『Middle Man』に収録)を始め、多くの名曲を生みだしている。本作収録の11曲も、全曲をLasleyが手掛けた。

CD解説によると、Lasleyは「男性シンガーよりも女性シンガーやガールズ・グループが好きだ」と語っている。彼の官能的なファルセットやRosieの美しいヴォーカル・ハーモニーは、そういったものに対する憧れや模倣の域を超えて本物。さながら黒人のコーラス・グループのアルバムを聴いているようだ。

3曲目の「Out Of Pawn」ではJames Taylorがバック・ヴォーカルに参加し、一聴して分かる温かい歌声を添えている。また、バックにはCornell Dupree(g)やDavid Sanborn(sax)、Mike Mainieri(vibe)など、ジャズ/フュージョン系の名手を揃え、その演奏は要所を押さえつつ、実にリラックスしている。

David Lasleyの1982年のソロ・アルバム『Missin' Twenty Grand / 風のファルセット』もグレートな内容。「The 20 Grand」はデトロイトにある伝説のナイト・クラブ。黒人客の集うその店で、まだ10代半ばで白人のLasleyはモータウン・レコードの看板アーティスト等の前座を務め、その実力を認められた。バック・カヴァーには、「僕の生きている間に、人を肌の色で判断しない世界が皆に訪れるように、このレコードを世界中の子供たちに捧ぐ」と記されている。

●収録曲
1. The Words Don't Matter - 3:32
2. Back On The Street Again - 5:25
3. Out Of Pawn - 5:09
4. There's A Song In It Somewhere - 2:55
5. Last Dance Of Summer - 3:29
6. The Angel In Me - 4:06
7. Missin' - 4:13
8. Mississippi Baby - 3:19
9. Dancin' On Rivers - 3:02
10. Run That Movie Back - 4:17
11. I See Home - 4:01


◆プロデュース: Michael Kamen(ar, k)

◆参加ミュージシャン: David Lasley(vo, p), Lynn Pitney/Lana Marrano(vo)
with James Taylor(vo), Cornell Dupree/David Spinozza/Jeff Mironov/Henry Gross(g), Dr. John(k), John Siegler(b), Charles Collins(ds), David Sanborn(sax), Mike Mainieri(vibe), etc


関連記事

最後までお読みいただきありがとうございます。
ブログ・ランキングの応援をよろしくお願いします。

▶スポンサーリンク



2017/02/19 17:46 AOR名盤(1977年) TB(0) CM(0)
コメント













 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
https://coolsnd.blog.fc2.com/tb.php/531-d40695a6
カテゴリ

+ボタンをクリックするとツリーが開きます。

スポンサーリンク
プロフィール

Warm Breeze

大好きな洋楽を生活のサプリメントにしています。
70's、80'sの洋楽を中心に、豊かで極上の音楽を紹介します。


※写真はBobby Caldwellの1978年のアルバム『Bobby Caldwell

最新記事一覧
AOR名盤(1980年) - Larsen-Feiten Band / Larsen-Feiten Band 2017/10/22
AOR名盤(1982年) - Michael McDonald / If That's What It Takes (思慕(ワン・ウェイ・ハート)) 2017/10/20
AOR名盤(1984年) - Michael Ruff / Once In A Lifetime (シティ・ウォーキン) 2017/10/18
AOR名盤(1983年) - Brenda Russell / Two Eyes (出逢いのときめき) 2017/10/16
AOR名盤(1977年) - Michael Franks / Sleeping Gypsy 2017/10/14
リンク
AORの名盤 330選AORの名盤 330選
AORの名盤 約330タイトルを厳選して年代順に紹介します。
Rock(ロック)の名盤 435選Rock(ロック)の名盤 435選
ロックの名盤 435タイトルを厳選して年代順に紹介します。
ロック、ジャズのお薦めCD BOXセットロック、ジャズのCD BOXセット
ロックやジャズのお薦めのCD BOXセットをジャンル別に紹介します。
ベストヒットUSA 80's オープニング・ジャケット・コレクションベストヒットUSA 80's オープニング・ジャケット・コレクション
番組の冒頭映像で流れるアルバム・ジャケットを紹介します。
Progressive Rock名盤Progressive Rock名盤
プログレッシヴ・ロックの名盤を紹介します。
Hard Rock名盤Hard Rock名盤
ハード・ロックの名盤を紹介します。
Warm Breeze (Twitter)Warm Breeze (Twitter)
管理人が気ままにツイートしています。
アクセスランキング
お気に入りブログ
ローリングウエストさん
『逍遥日記』
rolingwest.exblog.jp
240さん
『音楽の杜』
y240.exblog.jp
アクセスカウンター