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James Taylorの1974年のアルバム『Walking Man』。
James Taylor / Walking Man
James Taylorはアメリカを代表するシンガー・ソングライター。(意外にも、)The Beatlesの設立したアップル・レコードから1968年にデビューし、現在に至るまでゆったりしたペースで活動を続けている。

作る曲の多くは柔らかいアコースティック・サウンドを基調としており、繊細な詩を穏やかなメロディに乗せて歌うものが多い。その声には癒しとロマンティックな響きがあり、彫の深いハンサムな顔立ちということもあって、異性からモテる。Carly Simonとの結婚生活(72年~83年)などは羨ましい限りだ。

2015年の最新作『Before This World』も素晴らしい内容だった。グラミー賞の受賞歴があり、ロックの殿堂入りもしているのに、全米チャートの1位を獲得したのはこのアルバムが初めてという話も魅力的で、心憎い。

いろいろな意味で、羨ましい人生を歩んでいる。

さて、『Walking Man』はJames Taylorの通算5枚目のスタジオ・アルバム。
プロデュースをセッション・ギタリストのDavid Spinozzaが担当しており、アコースティックで素朴な味わいがありながら、サウンドは洗練されている。

収録曲は、David Spinozzaが書いた「Ain't No Song」とChuck Berryの「The Promised Land」のカヴァーを除いて、James Taylorの作。

「Rock 'N' Roll Is Music Now」と「Let It All Fall Down」の2曲には、目立たないがPaul & Linda McCartney夫妻がバック・ヴォーカルで参加している。また、James TaylorとCarly Simon夫妻が子守唄のように優しく歌う「Daddy's Baby」は、夫妻の第一子であるSallyに捧げた歌であろう。Sally Taylorはこの年の1月7日に生まれ、両親と同じように音楽の道を進んだ。歌手の矢野顕子さんが、1995年のアルバム『Piano Nightly』において、この曲をピアノの弾き語りで歌っている。

シングル・ヒットがなかったこともあり、このアルバムはあまり売れなかった。売れ行きやヒットは、それを生活の糧とするミュージシャンにとって間違いなく大切なこと。タイトル曲の「Walking Man」は、さはさりながら歩き続ける、と意思表明したかのようだ。淡々とした曲だが力強く、とても清々しい。

●収録曲
1. Walking Man - 3:30
2. Rock 'N' Roll Is Music Now - 3:25
3. Let It All Fall Down - 3:30
4. Me And My Guitar - 3:30
5. Daddy's Baby - 2:37
6. Ain't No Song - 3:28
7. Hello Old Friend - 2:45
8. Migration - 3:14
9. The Promised Land / 約束の地 - 4:03
10. Fading Away - 3:32


◆プロデュース: David Spinozza(ar, g)

◆参加ミュージシャン: Hugh McCracken(g, harmonica), Kenny Ascher/Don Grolnick/Ralph Schukett(k), Andy Muson(b), Rick Marotta(ds), Ralph MacDonald(per), Carly Simon/Paul & Linda McCartney/Peter Asher(bv), etc


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2017/03/06 15:58 AOR名盤(1974~1976年) TB(0) CM(0)
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