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Valerie Carter / Just a Stone's Throw Away (1977年) - アルバム・レビュー

2019年04月06日
AOR名盤(1977年) 0
おすすめのアルバムをショート・レビューで紹介する「アルバム・レビュー」。今日は、Valerie Carterの1977年のアルバム『Just a Stone's Throw Away / 愛はすぐそばに』の紹介です。
Valerie Carter / Just a Stone's Throw Away (愛はすぐそばに) (1977年)
Valerie Carterはフロリダ生まれの女性シンガー・ソングライター。21歳になる年にHowdy Moonというトリオでデビューした彼女は、Little FeatやJames Taylorなどのバック・ヴォーカルを担当した後に、この『Just a Stone's Throw Away』でソロ・デビューをしている。

Little FeatやEW&Fを手がけたGeorge Massenburgがプロデュースを担当し、Little FeatのLowell Georgeが2曲(6, 7)、EW&FのMaurice Whiteが2曲(5, 8)で共同プロデューサーになっている。

Valerie Carterはとびきりの美声で、彼女がもの憂げに、頼りなげに歌う「Ooh Child」や「Cowboy Angel」では、その歌声の強い魅力に抗いようもなく惹かれてしまう。「Ooh Child」は、Five Stairstepsというソウル・グループの70年のヒット曲(米8位)をカヴァーしたもので、爽やかな原曲が魅惑のナンバーに生まれ変わっている。

Valerie Carterは3曲(2, 7, 9)の曲作りに参加し、残りはカヴァー曲などで構成。「Face Of Appalachia」はJohn SebastianとLowell Georgeの共作で、Johnのアルバム『』(74年)の収録曲。ブルージーなタイトル曲の「A Stone's Throw Away」は、Barbara Keithのアルバム『』(73年)からのカヴァーだ。また、ピアノのイントロが美しい「Heartache」はLowell Georgeの作で、本人も79年のソロ・アルバム『』に収録している。

バック・ミュージシャンにはLittle FeatとEW&Fのメンバーが多く参加した。Al McKayやMaurice White等、EW&Fのメンバー5人が共作したファンキーなナンバーの「City Lights」では、Valerie Carterのセクシーな歌声を聴くことができる。

Valerie Carterは2017年の3月に64歳で帰らぬ人に。ちなみに、Jackson Browneの80年のヒット曲「That Girl Could Sing / 風のような女」(米22位)や、Steve Winwoodの82年の曲「Valerie」(米70位)は、彼女のことを歌ったと言われている。Steve Winwoodの「Valerie」は私の大のお気に入りです。

●収録曲
1. Ooh Child - 2:56
2. Ringing Doorbells In The Rain - 2:40
3. Heartache - 2:55
4. Face Of Appalachia - 4:15
5. So, So, Happy - 3:42
6. A Stone's Throw Away - 3:59
7. Cowboy Angel - 3:51
8. City Lights - 3:18
9. Back To Blue Some More - 5:49


◆プロデュース: George Massenburg, Lowell George/Maurice White(bv)

◆参加ミュージシャン: Valerie Carter(vo), Bill Payne/David Campbell(ar), Al McKay/Fred Tacket/John Hall(g), Bob Glaub/Chuck Rainey(b), Ernie Watts(sax), Fred White/Jeff Porcaro(ds), Jackson Browne/Deniece Williams/Linda Ronstadt(bv), etc


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この記事を書いた人: Warm Breeze
70年代、80年代の洋楽やAORを中心に、心の栄養と生活の潤いを与えてくれる素敵な音楽を紹介します。どちらかというと埋もれている名作を紹介したいという気持ちが強いです。

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