洋楽中心生活
Warm Breeze

音楽は心の糧、生活のサプリメント。洋楽を中心に極上の音楽との生活を綴ります。

Gerard Kenny / Living On Music (1980年) - アルバム・レビュー

2019年04月10日
AOR名盤(1980年) 1
おすすめのアルバムをショート・レビューで紹介する「アルバム・レビュー」。今日は、Gerard Kennyの1980年のアルバム『Living On Music』の紹介です。
Gerard Kenny / Living On Music (1980年)
Gerard Kennyはニューヨーク生まれのシンガー・ソングライター。同じニューヨーク出身のBilly Joelと親交があり、1970年から71年にかけてPrimoというバンドで一緒に活動している。

Billy Joelが71年に『』でデビューしたのに対して、Gerard Kennyはなかなか日の目を見なかった。デビュー作『Made It Thru The Rain』の発表は1979年で、Gerardが32歳になる年。しかも、英RCAレコードからのリリースである。ところが、翌年にこのタイトル曲をBarry Manilowがカヴァーすると、全米チャートの10位となるヒットを記録。ようやくGerard Kennyの名前が知られるようになった。

この『Living On Music』はセカンド・アルバム。レコーディングはアメリカだが、参加ミュージシャンは英国勢。The Bliss BandのPhil Palmer(g)、元AffinityのMo Foster(b)、元StackridgeのPeter Van Hooke(ds)、元PilotのBilly Lyall(sy)などが参加している。その多くは、ファースト・アルバムからの参加だ。

軽快なフィンガー・スナップで始まる「You're The Best / きみが最高」は、邦題のとおり、最高に楽しい一曲。ポップに弾むメロディが気持ちよく、ビーチ・ボーイズ風のコーラスやストーンズの "The Satisfaction風" のメロディも飛び出して、思わず一緒に鼻歌をしてしまいそう。参加ミュージシャンの気質の表れなのか、ブリティッシュな雰囲気が感じられるところもチャーミング。

本作からは、「Getting To Know Each Other」「Fantasy」「Jailbait」「Maggie」がシングル・カットされている。「Jailbait」もビーチ・ボーイズ風のコーラスが飛び出して賑やかだが、それ以外は叙情豊かなナンバー。このうち、瑞々しいバラードの「Fantasy」が英国チャートの34位を記録している。

タイトル曲の「Living On Music」の堂々とした歌いっぷりと厚みのあるコーラスは "Queen風" かな? "Living On Music" というタイトルにはGerard Kennyの意気込みや自信が表れているようで、とても力強い。

食事をしているフロント・カヴァーをよく見ると、テーブル・クロスには五線譜が引かれ、フライド・ポテトは音符の形。マグカップの取っ手はト音記号になっている。アルバム全体に音楽ラヴが溢れていて、とても幸せに聴けるアルバム。

●収録曲
1. You're The Best / きみが最高
2. Fantasy
3. Sucker For Love
4. Crime That Pays
5. April's End / 四月の終わり
6. Southern Comfort
7. Maggie
8. Jailbait / 恋のとりこ
9. Getting To Know Each Other / 知り合えばふたり
10. Living On Music


◆プロデュース: Christopher Neil(bv)

◆参加ミュージシャン: Gerard Kenny(k, vo), Phil Palmer(g), Peter Van Hooke(ds), Mo Foster(b), Frank Riccotti(per), David Cullen/Billy Lyall(sy), Dominic Bugatti/Allan Carvel(bv), etc


関連記事
この記事が参考になりましたらクリックをお願いします。

気に入ったらシェア!

Warm Breeze
この記事を書いた人: Warm Breeze
70年代、80年代の洋楽やAORを中心に、心の栄養と生活の潤いを与えてくれる素敵な音楽を紹介します。どちらかというと埋もれている名作を紹介したいという気持ちが強いです。

コメント1件

コメントはまだありません

ssssss

KABUTO CLUB
加賀原 和夫
大橋 浩司
リカ
福沢 祐

4人全員が
素晴らしいミュージシャンであり
同時にエンターテイナーに
徹して下さった。

感謝してます。ホント。

きっと
リーダー兜守 美光も
店内の何処かで
誇らしげに笑っていたに違いない

もちろんギターを弾きながら・・・

兜さん、
あなたがやりたかった
ミエルでのライブは
最高のモノになりましたよ

天国へ届け!

https://ja-jp.facebook.com/pg/cafe.miel0618/posts/?ref=page_internal


親族でもないのに、死人の名前表に出すなよ。中澤さん

2019年04月19日 (金) 14:04