音楽は心の糧、生活のサプリメント。洋楽を中心に極上の音楽との生活を綴ります。

スポンサーリンク

Michael Wycoffの1982年のアルバム『Love Conquers All』。
Michael Wycoff / Love Conquers All (1982年)
Michael Wycoffはロサンゼルス生まれのR&Bシンガー。1976年から音楽活動をスタートし、Stevie Wonderの76年の名作『』のバック・ヴォーカルなどを務めたのち、1980年にアルバム『Come to My World』でソロ・デビューを果たした。

本作は、Michael Wycoffのセカンド・アルバム。
Leon Ware等の提供した「Looking Up To You」や、プロデューサーのWebster Lewisの書いた「Love Is So Easy」と「Take This Chance Again」、EW&FのギタリストAl McKay等による「Diamond Real」、Evelyn Kingとのデュエット・ナンバー「Can We Be Friends」などが収録されている。

この中から「Looking Up To You」がBillboard Black Singlesチャートの47位をマークし、「Still Got The Magic (Sweet Delight)」は同チャートの64位であった。

その「Still Got The Magic」と、Al McKayのシャープなギター・カッティングで始まる「Diamond Real」の2曲はファンキーでダンサブルであるが、それ以外はどれもミディアム~スロー・テンポのしなやかでメロウな曲。本作のCDが2016年8月のソニー「AOR CITY 1000」シリーズから再発されたことも頷ける。

シングル・ヒットした「Looking Up To You」は、R&BグループのZhané(ジャネイ)の93年のヒット曲『』(Billboard Hot 100チャート 6位)においてサンプリングされ、Michael Wycoffやこの曲の再評価につながった。

続く「Love Is So Easy」は、大人の世界のロマンティックなスロー・バラード。タイトル曲の「Love Conquers All」やラストの「It's Over」もゆったりとしたスケールの大きな曲で、こうしたナンバーでは、Michael Wycoffのソウルフルな熱唱がとても映える。

Michael Wycoffの歌声は、しなやかでジェントル。また、どこかDonny Hathawayのような知的で紳士的な響きがある。この時26歳で、フロント・カヴァーの写真も若々しい感じだが、落ち着いた歌声には貫禄すら感じる。真面目なソウル・アルバムが好きな人にお薦めだ。

●収録曲
1. Still Got The Magic (Sweet Delight) - 5:44
2. Looking Up To You - 5:18
3. Love Is So Easy - 5:10
4. Can We Be Friends - 3:34
5. Diamond Real - 3:45
6. Love Conquers All - 5:00
7. Take This Chance Again - 4:31
8. It's Over - 4:31


◆プロデュース: Webster Lewis(k)

◆参加ミュージシャン: Michael Wycoff(vo, k), Al McKay/David T. Walker/Chuck Bynum(g), Nathan Watts/Eddie Watkins(b), James Gadson(ds), Fred Wesley/George Bohanon(tb), Ray Brown/John Roberts/Nolan Andrew Smith(tp), Ron Brown/Jeff Clayton/Ernie Fields(per), Bob Watts(horn), New Paradise(bv), etc


関連記事

最後までお読みいただきありがとうございます。
ブログ・ランキングの応援をよろしくお願いします。

▶スポンサーリンク



2017/04/03 13:52 Soul / R&B(80年代) TB(0) CM(0)
コメント













 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
https://coolsnd.blog.fc2.com/tb.php/562-e57486e7
カテゴリ

+ボタンをクリックするとツリーが開きます。

スポンサーリンク
プロフィール

Warm Breeze

大好きな洋楽を生活のサプリメントにしています。
70's、80'sの洋楽を中心に、豊かで極上の音楽を紹介します。


※写真はBobby Caldwellの1978年のアルバム『Bobby Caldwell

最新記事一覧
AOR名盤(1982年) - Michael McDonald / If That's What It Takes (思慕(ワン・ウェイ・ハート)) 2017/10/20
AOR名盤(1984年) - Michael Ruff / Once In A Lifetime (シティ・ウォーキン) 2017/10/18
AOR名盤(1983年) - Brenda Russell / Two Eyes (出逢いのときめき) 2017/10/16
AOR名盤(1977年) - Michael Franks / Sleeping Gypsy 2017/10/14
AOR名盤(1982年) - David Roberts / All Dressed Up 2017/10/12
リンク
AORの名盤 330選AORの名盤 330選
AORの名盤 約330タイトルを厳選して年代順に紹介します。
Rock(ロック)の名盤 435選Rock(ロック)の名盤 435選
ロックの名盤 435タイトルを厳選して年代順に紹介します。
ロック、ジャズのお薦めCD BOXセットロック、ジャズのCD BOXセット
ロックやジャズのお薦めのCD BOXセットをジャンル別に紹介します。
ベストヒットUSA 80's オープニング・ジャケット・コレクションベストヒットUSA 80's オープニング・ジャケット・コレクション
番組の冒頭映像で流れるアルバム・ジャケットを紹介します。
Progressive Rock名盤Progressive Rock名盤
プログレッシヴ・ロックの名盤を紹介します。
Hard Rock名盤Hard Rock名盤
ハード・ロックの名盤を紹介します。
Warm Breeze (Twitter)Warm Breeze (Twitter)
管理人が気ままにツイートしています。
アクセスランキング
お気に入りブログ
ローリングウエストさん
『逍遥日記』
rolingwest.exblog.jp
240さん
『音楽の杜』
y240.exblog.jp
アクセスカウンター