洋楽中心生活
Warm Breeze

音楽は心の糧、生活のサプリメント。洋楽を中心に極上の音楽との生活を綴ります。

Nielsen-Pearson / Nielsen-Pearson (1980年) - アルバム・レビュー

2019年05月09日
AOR名盤(1980年) 2
おすすめのアルバムをショート・レビューで紹介する「アルバム・レビュー」。今日は、Nielsen-Pearsonの1980年のアルバム『Nielsen-Pearson』の紹介です。
Nielsen-Pearson / Nielsen-Pearson (1980年)
Nielsen-Pearsonは、シンガー・ソングライターのReed Nielsen(vo)とMark Pearson(vo)の二人によるユニット。デビューした際は "The Nielsen Pearson Band" という4人組のバンドであったが、ファースト・アルバムの『The Nielsen Pearson Band』を発売した後にNielsenとPearsonのユニットになっている。

この『Nielsen-Pearson』はセカンド・アルバム。Chales "Icarus" Johnson(g), Neil Stubenhaus(b), Vinnie Colaiuta(ds)という腕利きのプレイヤーがバックを固めていて、ユニットとは言え、まとまりのあるバンドの音になっている。曲によっては、David Foster(k), Paulinho Da Costa(per), Victor Feldman(vibes), Tom Scott(lyricon)が参加。Fosterは4曲(2, 3, 6, 7)で鍵盤を弾いている。

収録曲は全て二人のオリジナルで、爽やかでメロウな曲を揃えている。中には「Annie」のようなドラマティックに展開するロック・ナンバーもあって、全員が一丸となったダイナミックでスリリングな演奏は聴きごたえ十分。クールな曲調や二人の整ったハーモニーは、Richard PageとSteve GeorgeによるAORユニットの "Pages" にも似ている。

曲によってリード・ヴォーカルを変えていて、Mark Pearsonが4曲(1, 2, 5, 6)を、Reed Nielsenも4曲(3, 4, 7, 8)を担当。ラストの「Hurt No More」は二人で歌っている。このうち、Markの歌う爽やかなAORソングの「If You Should Sail」がシングル・カットされ、Billboard Hot 100チャートの38位を記録した。

Reedの歌う「Givin' Your Love To Me」も素敵なメロウ・バラード。Great 3の片寄 明人氏はこの2曲に惚れ込んでいるようで、本作がサード・アルバム『Blind Luck』とのカップリングで世界初CD化された際のライナー・ノーツに、"僕は死ぬまでこの2曲を聴かせていただきます。" との賛辞を寄せている。

●収録曲
1. Two Lonely Nights - 3:44
2. Don't Let Me Go - 3:34
3. Love Me Tonight - 4:16
4. Annie - 5:48
5. If You Should Sail - 3:28
6. It Could Be Trouble - 3:46
7. Givin' Your Love To Me - 3:32
8. Don't Forget - 3:03
9. Hurt No More - 3:54


◆プロデュース: Richard Landis(ar, k)

◆参加ミュージシャン: Reed Nielsen(vo), Mark Pearson(vo, g)
with Chales "Icarus" Johnson(g), David Foster/Peter Wolf/Jai Winding(k), Neil Stubenhaus(b), Vinnie Colaiuta(ds), Paulinho Da Costa(per), Victor Feldman(vibes), Tom Scott(lyricon), etc


関連記事
この記事が参考になりましたらクリックをお願いします。

気に入ったらシェア!

Warm Breeze
この記事を書いた人: Warm Breeze
70年代、80年代の洋楽やAORを中心に、心の栄養と生活の潤いを与えてくれる素敵な音楽を紹介します。どちらかというと埋もれている名作を紹介したいという気持ちが強いです。

コメント2件

コメントはまだありません

ローリングウエスト

Nielsen-Pearson初めて知りました!80年代初頭は結構AORに嵌っていたのですが、まだまだ知らないバンドが多くあります。こちらで大いに勉強をさせて頂いております。

2017年04月13日 (木) 05:58

Warm Breeze

Re: タイトルなし

RWさん、いつもありがとうございます。

Nielsen-Pearsonは相当にマイナーですが、いいグループですよ。
初めて聴くアルバムが素晴らしい内容だったりすると、未開拓のアルバムやアーティストがまだまだ沢山あることに気付きますね。音楽を探索する喜びです。

2017年04月13日 (木) 17:26