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Randy Edelman / If Love Is Real (1977年) - アルバム・レビュー

2018年05月09日
AOR名盤(1977年) 0
おすすめのアルバムをショート・レビューで紹介する「アルバム・レビュー」。今日は、Randy Edelmanの1977年のアルバム『If Love Is Real』の紹介です。
Randy Edelman / If Love Is Real (1977年)
Randy Edelmanは80年代から現在に至るまでに数多くの映画音楽を手がけたアメリカの作曲家。『Twins』(88年)、『Ghostbusters II』(89年)、『Beethoven』(92年)、『The Mask』(94年)、『Anaconda』(97年)など、手がけた作品はかなりの数になる。

70年代にはシンガー・ソングライターとして活動しており、The CarpentersやOlivia Newton-Johnなど、他のアーティストにも曲を書いている。特に、Barry Manilowに提供した「Weekend in New England」(76年のアルバム『This One's For You』に収録)は全米10位のヒットを記録し、Edelmanの名前が知られるきっかけになった。この『If Love Is Real』は、5枚目のアルバムである。

本作のプロデュースとエンジニアを担当したのはBill Schneeで、これは75年の前作『Farewell Fairbanks』と同じ。収録曲のうち「The Night Has A Thousand Eyes」はBobby Veeの62年のヒット曲(全米3位)のカヴァーだが、それ以外はEdelmanのオリジナルだ。「If Love Is Real」は、Olivia Newton-Johnの77年のアルバム『』に提供した曲のセルフ・ヴァージョンである。

Randy Edelmanの作る曲は、穏やかな朝の新鮮な空気のように清々しい。「Today (June Song)」「If Love Is Real」「It's Hard To Say Goodbye」「Sentimental Fools」などの静かな曲は、そうしたEdelmanの魅力に溢れている。中でも「It's Hard To Say Goodbye」は心が洗われるように綺麗なメロディの曲。

「Sentimental Fools」という曲のタイトルを見ると、The Doobie Brothersの翌年の大ヒット曲「What A Fool Believes」の歌詞 "The sentimental fool don't see" を連想してしまう。"fool" というフレーズが使われる曲って何だか多いな、と思う。

穏やかな曲ばかりのアルバムだが、全曲のドラムスをJeff Porcaro、ギターをDean Parksが担当している。また、コーラスを担当するのは "The Fairbanks Boys Choir" (フェアバンクス男性合唱団) と名付けられた男性5人組。フェアバンクスはアラスカ州の都市だが、5人の中にはElton Johnのバンドで活躍するDee MurrayとNigel Olssonの名前もあって、二人は英国人というのが面白い。

●収録曲
1. Take My Hand - 3:48
2. Slippin' Away - 4:00
3. Autumn Days With You - 2:45
4. Today (June Song) - 4:00
5. Can't It All Be Love - 4:39
6. If Love Is Real - 4:39
7. The Night Has A Thousand Eyes - 3:00
8. Looking Up At Mars - 3:25
9. It's Hard To Say Goodbye - 3:55
10. Sentimental Fools - 3:45


◆プロデュース: Bill Schnee

◆参加ミュージシャン: Randy Edelman(vo, k), Jeff Porcaro(ds), Lee Sklar(b), Dean Parks(g), Tommy Vig/Victor Feldman(per), Doug Masek(sax), Gene Page(ar), The Fairbanks Boys Choir(Tom Bahler, Jim Haas, Dee Murray, Nigel Olsson, John Joyce), etc


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この記事を書いた人: Warm Breeze
70年代、80年代の洋楽やAORを中心に、心の栄養と生活の潤いを与えてくれる素敵な音楽を紹介します。どちらかというと埋もれている名作を紹介したいという気持ちが強いです。

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