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Crackin' / Makings Of Dream (1977年) - アルバム・レビュー

2018年05月23日
Soul / R&B(70年代) 0
おすすめのアルバムをショート・レビューで紹介する「アルバム・レビュー」。今日は、Crackin'の1977年のアルバム『Makings Of Dream』の紹介です。
Crackin' / Makings Of Dream (1977年)
Crackin'は70年代に活動した白人・黒人混成のグループ。メンバーには、後にセッション・シンガーとして活躍するLeslie Smithや、売れっ子プロデューサー・チームとしてRobbie DupreeやSmokie Robinson、The Temptations、Kenny Gらを手がけるRick ChudacoffとPeter Bunettaが在籍した。彼らはサン・フランシスコを拠点に活動し、70年代後半に4枚のアルバムを残している。

本作はCrackin'のセカンド・アルバムで、プロデュースを担当したのはRuss Titelman。ソフトでファンキーな曲が多く、Leslie Smith、Arno Lucas、Lester Abramsの3人のヴォーカリストによるソウルフルな歌声と爽やかなハーモニーを楽しむことができる。リード・ヴォーカルについては、Leslieが3曲(1, 2, 6)、Arnoが1曲(5)、Lesterが1曲(4)を担当し、3人で3曲(3, 7, 9)、ArnoとLesterで1曲(8)を歌っている。

曲作りの中心はLester Abramsで、共作も含めて9曲のうち7曲を担当。残り2曲(2, 6)はRick Chudacoff等が書いている。

Leslie Smithがリード・ヴォーカルとった3曲はどれも爽やか。中でも、その伸びやかな歌声を生かした「Feel Alright」は、本作一押しの爽やかなナンバーだ。メロウでキュートな「Who You Want Me To Be」も、Leslieの甘い歌声にとても合っている。

Lester Abramsが歌うミディアム・スローの「I Want To Sing It To You」もいい。シンプルにアレンジされた落ち着いた曲で、メロディに深い哀愁味がある。この曲ではDavid Sanbornがサックス・ソロを吹いており、とてもクール。

Arnoがリード・ヴォーカルをとった「Well And Good」はファンキーなナンバー。コテコテのファンクではなく、どこか開放的で爽やかなところがCrackin'らしい。この曲のホーン・アレンジは、Lester AbramsとDavid Sanbornが手がけている。

モノクロのジャケットを手がけたのは、カヴァー・ アートの巨匠のNorman Seeff。男7人がくっつき合って、こぼれるような笑顔でポーズをとる。暑苦しくなく、むしろ爽やかだ。

●収録曲
1. Feel Alright - 3:49
2. Take Me To The Bridge - 4:30
3. Beautiful Day - 4:38
4. I Want To Sing It To You - 4:07
5. Well And Good - 3:47
6. Who You Want Me To Be - 3:58
7. What Goes Around Comes Around - 4:10
8. You're Winning - 4:08
9. (There's A) Better Way - 4:03


◆プロデュース: Russ Titelman

◆参加ミュージシャン: Leslie Smith(vo), Arno Lucas(vo, per), Lester Abrams(vo, k), G.T. Clinton(k, sy), Rick Chudacoff(b), Peter Bunetta(ds), Bob Bordy(g)
with Milt Holland(ds, per), Victor Feldman(per), David Sanborn(sax), Nick DeCaro(strings ar), etc


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この記事を書いた人: Warm Breeze
70年代、80年代の洋楽やAORを中心に、心の栄養と生活の潤いを与えてくれる素敵な音楽を紹介します。どちらかというと埋もれている名作を紹介したいという気持ちが強いです。

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