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Warm Breeze

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笠井 紀美子 / Love Talk (1984年) - アルバム・レビュー

2018年06月03日
Jazz / Fusion 0
おすすめのアルバムをショート・レビューで紹介する「アルバム・レビュー」。今日は、笠井 紀美子の1984年のアルバム『Love Talk』の紹介です。
笠井 紀美子 / Love Talk (1984年)
笠井紀美子は日本を代表するジャズ・シンガーの一人。70年代、80年代を中心に20枚ほどのアルバムを制作しており、Herbie Hancockと共演するなど、世界を舞台に音楽活動をした。その後、1987年に始めたジュエリー・デザインの仕事が本業となり、サンタモニカに在住しながら宝飾品ブランドの「kimiko by KIMIKO」を運営している。

この『Love Talk』は、80年代に入って2作目となるアルバムで、前作『KIMIKO』に続き、Richard Rudolphがプロデュースを担当した。Richard Rudolph氏は、故Minnie Ripertonの夫であるが、90年に笠井 紀美子と結婚している。

収録曲は全てヴォーカル曲で、Randy WaldmanやTom Snow、Michael Sembelloなどのライターが曲を提供。ジャズ・ヴォーカルのアルバムというよりは、Adult Contemporary路線のポップな内容で、笠井 紀美子のキュートでエレガントな歌声を生かした曲が多い。

珍しいところでは、Roberta Flackが歌った「Killing Me Softly With His Song / やさしく歌って」(73年, 米1位)のカヴァーが収録されている。静かにしっとりと聴かせるRoberta Flackのバージョンを、ミドル・テンポの華やかな曲にアレンジしており、とても新鮮。

タイトル曲「Love Talk」では、彼女の色香のある歌声が存分に披露される。当時、化粧品のCMのタイアップ・ソングになったということも頷ける、ポップで愛らしい曲だ。

84年にはもう1枚、『』というアルバムもリリース。こちらは日本のみの発売のようだ。他にも、ソニーの「ジャズ・コレクション1000」や「クロスオーヴァー&フュージョン1000」、「AOR CITY 1000」から、笠井 紀美子の主だったCDが再発されているので、ひととおり揃えておこうかな、と思案中。

●収録曲
1. No Way, Not Me - 4:13
2. Whisper Love - 5:08
3. The Things That We Do When We're Lonely / さみしい時には - 4:20
4. Mmm Mmm Good - 5:14
5. Killing Me Softly With His Song / やさしく歌って - 5:07
6. Make Up, Break Up - 3:49
7. Love Talk - 4:07
8. Nailed In The Pocket - 5:21


◆プロデュース: Richard Rudolph

◆参加ミュージシャン: Kimiko Kasai(vo), Lee Ritenour/Paul Jackson Jr./David Williams/Kevin Clark(g), Randy Waldman(k), Nathan East(b), Harvey Mason/John Robinson(ds), Larry Williams(k, sy, sax), Paulinho Da Costa(per), Denise Routt(bv), etc

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この記事を書いた人: Warm Breeze
70年代、80年代の洋楽やAORを中心に、心の栄養と生活の潤いを与えてくれる素敵な音楽を紹介します。どちらかというと埋もれている名作を紹介したいという気持ちが強いです。

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