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Danny Deardorffの1981年作『Chameleon』。
Danny Deardorff / Chameleon
Danny Deardorffは、車いすのシンガー・ソングライター。幼少期にポリオを患ったことで車いすの生活となるも、そのハンディを押しのけてプロのミュージシャンになった。

23歳の時には早くもアルバム・デビュー。奥様のJoyceと共同のDanny & Joyce名義であるが、1975年のアルバム『Ma La Lady』が実質的なソロ・デビュー作だ。翌1976年には、シンガー・ソングライターのMarcus Josephとユニットを組み、Deardorff And Joseph名義のアルバム『Deardorff And Joseph』をリリース。残念ながら、Deardorff And Josephは長続きせず、この1枚でユニットを解散した。

本作は、その5年後にリリースされたソロ・アルバム。
口髭を生やしたやんちゃそうな風貌のDannyを見て、濃厚なブラック・コンテンポラリー系の音を想像したが、聴こえてくる声は意外にも少年のような美声。サウンドも、Air Supplyのように爽やかでスウィートだ。

収録曲は、ミュージカル『オズの魔法使い』の劇中歌である「Somewhere Over The Rainbow / 虹の彼方に」を除いてDannyのオリジナル。このうち、Dennis Yadonと2曲(1, 3)、David Batteauと1曲(2)を共作している。

David Batteauと共作した「Teach Me To Dance」は、そよ風のように爽やかなメロウ・チューン。「I Want To Give You My Dreams」や「Songs From The Planet Earth / The Spaceman Song」のメロディも美しい。ドリーミーな「虹の彼方に」が、違和感なくアルバムの1曲になっている。

バック・ミュージシャンはGregg Mathieson/Bill Cuomo(k)やCarlos Vega(ds)等、L.A.の実力派。また、前2作でプロデュースを務めたLouis Sheltonがギタリストとして全面参加した。Dannyを見い出したSeals & Croftsの名前もある。

本作は2012年にヴィヴィド・サウンドから世界初CD化されているが、ボーナス・トラックには、1985年のクリスマス用コンピレーション『Christmas in the Northwest, Vol. 1』と1987年の『Vol. 2』においてDannyが歌った曲が1曲ずつ選ばれた。クリスマスらしい、天使のような歌声を聴くことができる。

●収録曲
1. Do You Want To Win - 4:00
2. Teach Me To Dance - 3:34
3. I Want To Give You My Dreams - 2:56
4. Get Me On The Radio - 3:20
5. Songs From The Planet Earth / The Spaceman Song - 5:10
6. Chameleon - 2:52
7. Gypsy Wind - 4:27
8. Somewhere Over The Rainbow - 3:27
9. Don't Bring Me Down (With Your Steel Guitar) - 3:14
10. The Songbird's Promise - 5:15
11. Christmas Town - (Bonus Track) - 3:56
12. The Peace Child (Bonus Track) - 4:45


◆プロデュース: Joe Bogan, Danny Deardorff(vo, harmonica, mandolin)

◆参加ミュージシャン: David Campbell/Greg Mathieson/Bill Cuomo(ar, k), Louis Shelton(ar, g), John Hobbs(k), Dennis Belfield/Les Hurdie(b), Carlos Vega(ds), Paulinho Da Costa(per), Seals & Crofts/Penny Nicholas(bv), etc


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2017/01/15 17:03 AOR名盤(1981年) TB(0) CM(0)
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