洋楽中心生活
Warm Breeze

音楽は心の糧、生活のサプリメント。洋楽を中心に極上の音楽との生活を綴ります。

Marty Balin / Balin (恋人たち) (1981年) - アルバム・レビュー

2018年02月17日
AOR名盤(1981年) 0
おすすめのアルバムをショート・レビューで紹介する「アルバム・レビュー」。今日は、Marty Balinの1981年のアルバム『Balin / 恋人たち』の紹介です。
Marty Balin / Balin (恋人たち) (1981年)
Marty Balinはサンフランシスコを拠点に活動したロック・バンドであるJefferson Airplane(1965年~)の創設メンバー。リード・ヴォーカルとギターを担当し、バンドが74年にJefferson Starshipに発展してからも在籍した。78年にソロとなり、最初に出したソロ・アルバムが本作『Balin』である。

他作の曲やカヴァー曲を中心に構成されており、Balinの自作は「Lydia! / 愛しのリディア」のみ。ここからファースト・シングルの「Hearts / ハート悲しく」がBillboard Hot 100チャートの8位となるヒットを記録し、セカンド・シングルの「Atlanta Lady」も27位をマークした。アルバムはBillboard 200チャートの35位を記録している。

ヒットした「ハート悲しく」のノスタルジックなメロディは、一度聴いたら忘れられない。エレピのフレーズがサザンオールスターズの「チャコの海岸物語」(82年)のイントロを思わせるが、もちろん「Hearts」の方が先。この素敵なメロディを書いたのはJesse Barishで、セカンド・シングルの「Atlanda Lady」とラストの「Music Is The Light」もBarishが書いた。どちらも「Hearts」に肩を並べるメロウなメロディだ。

ドラマティックな「Elvis And Marilyn」はLeon Russellの78年のアルバム『』の収録曲。ストレートなロック・チューンの「I Do Believe In You / 君だけを信じて」はPagesの79年のアルバム『Future Street』からのカヴァーである。

「You Left Your Mark On Me / 愛の終りに」や「Lydia!」、「Spotlight / スポットライトの中に」などは割りとハードな音を出しており、ロック・バンドのアルバムとしても十分に楽しめるところが本作の魅力。

83年のセカンド・アルバム『Lucky』との2 in 1のCDがイギリスのBGO Recordsから2013年に再発されており、デジタル・リマスタリングもされていてお薦め。なお「Hearts」のPVもあるが、何だか露骨な表現があったりしてあまりお薦めできない。

●『Balin / 恋人たち』収録曲
1. Hearts / ハート悲しく - 4:32
2. You Left Your Mark On Me / 愛の終りに - 4:40
3. Lydia! / 愛しのリディア - 3:36
4. Atlanta Lady (Something About Your Love) / アトランタの少女 - 3:46
5. Spotlight / スポットライトの中に - 3:30
6. I Do Believe In You / 君だけを信じて - 3:23
7. Elvis And Marilyn - 3:05
8. Tell Me More - 3:48
9. Music Is The Light - 4:17


◆プロデュース: John Hug(g)

◆参加ミュージシャン: Marty Balin(vo, ag), Johnny DeCaro(g, bv), John Jarvis/Neil Larsen(k), Mark Cummings(k, bv), Michael Boddicker(sy), Richard Bassil(b, bv), Billy Lee Lewis(ds), Bobbye Hall/Steve Forman(per), Bill Champlin(bv), etc


関連記事
この記事が参考になりましたらクリックをお願いします。

気に入ったらシェア!

Warm Breeze
この記事を書いた人: Warm Breeze
70年代、80年代の洋楽やAORを中心に、心の栄養と生活の潤いを与えてくれる素敵な音楽を紹介します。どちらかというと埋もれている名作を紹介したいという気持ちが強いです。

コメント0件

コメントはまだありません