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James Walsh Gypsy Bandの1978年作『James Walsh Gypsy Band』。
James Walsh Gypsy Band / James Walsh Gypsy Band
James Walsh Gypsy Bandは、キーボード兼リード・ヴォーカル担当のJames Walsh率いる8人組のバンド。本作は彼らのファースト・アルバムである。

彼らには70年代前半に活動した「Gypsy」という前身のバンドがあり、James Walshもそこに在籍していた。私はGypsyのアルバムを聴いたことはないが、ロック、ジャズ、ソウル、ブルースなどが混然一体となった先鋭的なサウンドのようで、Gypsyを "American Progressive Rock Band" と紹介しているサイトもある。

Gypsyは4枚のアルバムを残して1975年に解散した。3年後となる本作で、James Walsh Gypsy Bandとして再スタートしたわけだが、かつてのメンバーはJames Walshのみである。

全曲が彼らのオリジナルで、「Love Is For The Best In Us」を除いてJamesが全ての曲作りに関わっている。洗練されたメロディとサウンドは、風通しの良いブルー・アイド・ソウルといった趣きだが、前身のGypsyのように様々な要素が混じり合っている。

穏やかでメロウな「Love Is For The Best In Us」、グルーヴィーなダンス・チューン「Cuz It's You, Girl」、ストリングスが美しいアコースティック・バラード「You」、静かなピアノのイントロから怒涛のインプロビゼーションへと変化する「Gray Tears」、プログレッシヴなインスト曲「My Star」、鳥たちのさえずりが聞こえる「Lookin' Up I See」、EW&Fのような力強いコーラスを聴かせる「Someday」など、実に多彩。また彼らはホーン・セクションを持っており、アルバムの随所に軽快なホーンが絡むところは70年代のChicagoのようだ。

本作のジャケット(上の画像)にはジプシーの女性がデザインされているが、これはGypsyのファースト・アルバムにデザインされていたもの(下の画像)とほぼ同じ。
Gypsy / Gypsy

James Walsh Gypsy Bandには未発表になっていた幻のセカンド・アルバム『Muscle Shoals 1979』があるが、2016年8月に金澤寿和氏の監修により、『I've Got The Feelin'』というタイトルで世界初CD化された。また、Gypsyは1996年に活動を再開しており、アルバム制作などの詳細はGypsyのサイト www.gypsy-queen.net で確認することができる。彼らは今年もコンサート活動を行っているようだ。

●収録曲
1. You Make Me Feel Like Livin' - 3:12
2. Love Is For The Best In Us - 3:24
3. Bring Yourself Around - 3:59
4. Don't Look Back - 3:44
5. Cuz It's You, Girl - 3:59
6. You - 4:07
7. Gray Tears - 5:17
8. My Star - 1:58
9. Whole Lotta Givin' To Do - 3:35
10. Lookin' Up I See - 5:21
11. Someday - 3:20


◆プロデュース: James Walsh(lead vo, k)

◆参加ミュージシャン: Bob Jones(lead vo, g, k), Jim Behringer(g, vo), Scott Fronsoe(b, vo), Ernie LaViolette(ds, per), Richard Jorgensen/Deone Johnson(tp, flugelhorn, vo), Todd Hansen(tb, vo)


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2017/01/17 16:22 AOR名盤(1978年) TB(0) CM(0)
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